なにかすっごく重たいものを
背負ってやっていかなきゃいけなくて
それでみぃんな投げ出したくなっても
思い出すことがあるんだ
みんな投げ捨てたくなっても
それほど重いものをもたされても
それよりもっともっと嬉しいものをもらってる

幹部になって一ヶ月。
もう既に色んなことがありました。
ほんとにめまぐるしく、周りの景色を見る暇も無く
一日一日が、毎日かっとんでいく。

どうしても見えなくなってしまう
周りの景色はもうとっくに変わってしまっているのに

こんなに大好きな、今ここにいられて
右も左も知らなかった
歌う喜びすらわからなかった頃から憧れてた
聖歌隊の「隊長」として
こうして歌っていられること。

忙しい、事務的な仕事をばしばしこなさなきゃ
やっていけない毎日。

だけどあくまで本業は歌うコトなんだって
いっつも歌のことをいちばんに
あの初めてそれぞれのパートをあわせたとき
歌詞をつけたとき
伴奏をつけたとき
指揮をつけてみんなで初めてひとつになって歌ったとき
その感動を、いっつも思い出せないでいる。
でもその感動は、今でも変わらずここにある。
どれだけ時間が経っても、
どれだけたくさんの曲をやっても、
変わることなく、年月は積み重なって積み重なって
すべてここに変わらず残っていて
これからもずっとこれを抱いて歩いてくって
想えることは

---           ---

これからもまた何度も何度も
きっと忘れちゃうしそのたびにばらばらになりかける
だけど
そのたびに思い出せばいい
いっつもここにある
誰が欠けても成り立たない感動を

たったひとりが欠けただけで
合唱って、音色は全然違うものになっちゃう
そんなやわらかくて、すぐに壊れちゃいそうなものを
私たちがまだ全然知らない、
生まれてくるはるか前からずっと
私たちの先輩方は絶やすことなく守ってきた
一度聞いたことがある、聖歌隊存続の危機にも
負けないで改めて少人数でも歌いつづけることを選んだ

そんな弱くて強いものを
私たちの代で絶やす事などありえない

こんなに人数は減ってしまったけれど
昔のような迫力はもう再現できないかもしれないけれど
その分だけ、純粋に歌を愛する心を持って
ずっとそれだけを見つめて歌っていこう。

聖歌の「聖」の字は
他の歌とは「違う」の意味
どんなにたくさんの、昔のひとたちの
たくさんの人生が、希望が込められているかわからない
そんな大切なものを、受け継がせてもらえる事が嬉しくて
今日も新入生獲得の為策をこらすあるとなのでした(笑)

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